スポーツ靴

ほぼ毎日履くとはいえ、息子の靴のいたみは早く、甚だしい。年末に日本に帰省する前に買ってやったのも、3ヶ月で、穴があき、底がはがれ、さらにきついという。そろそろ買わないとねと言って、早2週間。朝から口を尖らせて、この靴の限界を説く息子に、じゃ午後靴屋にいこうと約束した。

午後4時半。仕事から戻ると、宿題を半分済ませて、息子は待ち構えている。歩いて数分のスポーツ用品店に行く。以前はここの店には偽ブランドしかおいてないと文句を言って、来るのを嫌がっていた。本ものだろうが偽ものだろうが、どうせ3ヶ月しかもたないのだと本人もわかり始めたのか。それとも、けちな母親の説得は難しいからか。なにぶん今日中に新しい靴がどうしても欲しいからか。クレームをつけずに、店に入る。さらに、ちょっと大きめのを買う案にも、素直に従ってくれた。

ものの数分で、普段の登校靴とスポーツ用の靴の2足を選んだ。スポーツなんて対してしないのに、何でいるの?とからかったが、2足ともOKした。普段不機嫌なことの多い12歳も、とりあえず「ありがとう、ママ!」とご機嫌麗しい。27センチとサイズだけ大人だが、まだまだ可愛い年齢か。

 

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