ずると病気休暇の境

10日ほどから、肺にかすかな痛みを感じる。数日して咳きがでて、夜熱が出る。熱が出た次の日は余程仕事を休もうかと思ったが、何度かスケジュール調整しなおした打ち合わせが入っていたので、仕事に来た。週末も微熱と咳のせいで、体があちこち痛く冴えなかった。今朝は、月曜ということもあって休みたい気持ちは肥大する一方だったが、家でついつい家事をするか、お手伝いのおばちゃんのトークに愛想相槌を打つ羽目になるかと残り少ないオプションを考えると、仕事に来たほうが断然健康的だという結論に至った。

3年前から続く組織の財政難と予算カットにしては、私のプログラムにはなかなか潤沢予算がついた。リストラの暗い空気も地域オフィスにいると、本部ほどは感じない。アシスタントも比較的優秀で、性格がいい。ほかの同僚からその点でうらやましがられている。優秀で知恵を拝借できるし、波長もあう同僚の一人は別格として、ほかの同僚も適当な距離をもって付き合えば、特に問題はない。公務員だから、休暇もどうどうと取れるし、月末には必ずお給料がもらえる。だから、7年前にこの仕事を得たときは、天職だと思った。この仕事のすぐ前は大学の非常勤講師で、小さなオフィスを3人の講師とシェアしていた。そう思えばこそ、自分のオフィススペースがあること、それだけで御の字だと思い、その後上司のマイクロ管理地獄にも耐えた。最近の財政難やリストラでのギスギスムードにもマイペースで自分の仕事の内容に集中してやってきたのだ。

しかし7年目の脳は、いい夫だろうがいい仕事だろうが、所詮「飽き飽きする」と感じるものらしい。その通り、飽き飽きしてます。朝っぱらからお手伝いのおばちゃんトークと比較されている私の仕事。うーん、情けない。大学ならサバテイカル休暇となるのでしょうが、去年はその必然性を感じなかったから、用意しなかったわ。それにサバテイカルから戻って、自分のポストが廃業されてたら…平常なら、それはないだろうというシナリオも、この組織の危機的状況じゃ、どんなシナリオも考えられる。サバテイカルのシナリオと同様、転職の用意もないのだ。今週末は、イースターの長い週末だ。少し考え始めた、転職と早期退職プラン、もう少し考えるとするか。

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